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生活と教育の統合

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保育園は、子ども達の生活の場です。その生活を通して生きる力を育んでいきます。食すること(食)、生活のためのものづくり(衣)をすること、生活する場の環境を整えること(住)などです。日本人がつくってきた生活(年中行事や祭りなど)を体験しながら日本人としての根やアイデンティテイを育てます。

生活を通して、体を鍛え、自立心や人と関わる力、豊かな人間性を育てていきます。その育ちを支援するのが保育園における教育です。保育士は常に教育的な視点をもって、五感を総動員して展開する生活からさまざまなことを体得していきます。それを生活と教育の統合と言っています。

​生活と教育の統合

人権尊重の保育

子どもは人として尊重されなければなりません。子どもの目線に合わせて話をします。

また、子どもにも「ちゃん」づけではなく「さん」づけで呼び、敬意をもって接します。

頭ごなしでなく、子どもの意見を十分に聞いてから(意見表明権)助言をすることにしています。子どもを無視したり、大きな声で怒鳴ったり、罰を与えたりなどは厳しく禁じられています。子どもを否定せず、自己肯定感を育てる保育をめざしています。

人権尊重の保育

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本物の体験を重視

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"本物"の体験を重視

本園では、可能な限り本物に触れ体験させる機会を多くしています。夏祭りには屋台を組み、お囃子や多くの店を出して夏祭りを楽しみます。発表会は、園外の総合文化会館の舞台で、卒園式は大学の講堂などを借りて行います。運動会も大学の広いグランドで行います。野菜や梅干しづくり、蚕を飼い、藍染めをするなどいずれも本物体験です。

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